最終日は15ノットオーバーの予報に反して8ノットから11ノットと得意な風域でした。
第一レース、上マーク手前でシングル後半でしたが、マーク直前で接触によるケースを起こしてしまい、一気に最下位での回航になってしまいました。
少しずつ挽回したものの20位でのフィニッシュとなり、昨日までのカットレースだった18位がカウントになってしまいました。
気持ちを入れ替えて望んだ最終レース、スタートで大きく出遅れたものの、何とかクリアエアーを得ます。
1レース目は風が上がってくると読んで少し固めのリグでしたが、10ノットMAXと読んで軽風仕様に変更したことで、フォアステイのサギングもしっかり出てパワフルな走りが出来ました。
コースも冴えて上マークをトップで回航、ダウンウィンドでも何とかトップを死守し、少しリードを広げて2上を回航。
10ノット前後でのジェネカーの選択が意識していた走りと違うように感じていた為、2上でディープランからリーチャーに変更、それが走りとマッチして最後のダウンウィンドで2位を突き放すことが出来ました。
昨晩プレーニングボートのジェネカーランをスキフボートのビデオを見ながらイメージして、それをヘルムスマンに伝えていた為、イメージ通りの走りが出来たことがトップフィニッシュよりも何よりも嬉しかったです。
最終成績はひとつあげて10位、ノルマギリギリといったところです。
しかしながら今大会はトレーニングレガッタとして、様々な課題を得て、トライすることが出来ました。
昨年7月の Newport では考えられないほど「戦えていた」と思います。
今回学んだことをしっかり書き残し、次回3月のマイアミで上位を狙いたいと思います。
現地入りしてから10日間、非常に内容の濃い日々でした。
このようなチャンスを下さった石田オーナー、そして植松オーナーに感謝すると共に、更なるスキルアップを目指します。
明日朝7時半の飛行機でキーウエストを発ちます。
takumi